WBSとは

WBSとは、Work(作業)Breakdown(分解)Structure(構造化)である。
Workは、Task(タスク)と同意。
構造化は、フォーマット定義があれば難しく考えなくともよいので
簡単に言えば「タスクの分解」となる。

タスクの分解をしましょう!と、言うと3つのプロセスになるようだ。
1、無邪気に考える。    <--7割くらい?
2、ボトムアップで考える。 <--2割くらい?
3、トップダウンで考える。 <--1割いるかな?

そこで『網羅的』にね!と、条件を追加すると・・・
1、無邪気に考える。    <--網羅的ではないと気づく
2、ボトムアップで考える。 <--考えやすい
3、トップダウンで考える。 <--複雑になればなるほどコッチ

となる。
これはナゼかというと、たとえば研修のような簡単で単純な(擬似的な)プロジェクトであればあるほどボトムアップが効率的であるが、実際の(複雑怪奇な)プロジェクトではボトムアップはほとんど通用しない場合が多い。
(・・・ということを研修等で説明するのは難しい)

ボトムアップ/トップダウンのどちらが網羅的になるのか、、、は、各々の経験値・経験則になると思うが
個人的な見解は「網羅的に・・」という意味では、圧倒的にトップダウンの考え方で実施するべきと考える。
「やりやすさ・・考えやすさ・・」という意味では、ボトムアップの考え方が選ばれる傾向にあると思うが、正直には実践向きではない。

いわゆる実践的なWBSとは、工程管理と進捗管理が可能なWBSである。
逆に言うと、工程管理と進捗管理ができないWBSは作成する意味がない。